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国民党側から見た 国共内戦とか も見てみたいです
リクエストです。イギリスから見た薩英戦争をお願いします。
農民「まさかこれ以上状況が悪くなるなんてないよなぁ」
フデヒゲオヤヂ「デエエエエエエエエエエン!」(であってる?
⭐︎凛「合ってる。景品はシベリア送りだ」
つよくいきて
1、2を忘れたので、最初から見直したよw
17:11なお、債務は全部踏み倒して、貿易も国交断絶で止まった模様
リクエスト 逆とは言いづらいかもしれませんが、西欧列強から見た戊辰戦争お願いします🙏
貴重なチャンネルありがとうございます。本当に参考になります。しかしヴェルサイユ宮殿の王侯貴族もそうですが、時すでに遅くなってからあわてて改革しようとしても革命は止まらない…
真面目さが裏目にルイ君が見てる
こういう語りだけの動画は基本眠くなるのに、話し方が興味をそそるから最後まで見れましたニコライ2世の行く末は知らなかったので悲しい気持ちになりました
白軍が何故粘れたのか、白軍から見たロシア内戦、を見たいですねそもそもロシア内戦自体よく知りませんが…
最早この続き作られないのかと思ってました
ボリシェヴィキ(レーニン)視点だとなおエグいんですよね、この辺の話。なんというか、キリスト教系国家のダメな点が全部フルコンボした感じ。
「パンを1ポンド与えれば革命なんてしぼむ」と言う言葉にロシアの貧しさが現れているね。善き人必ずしも良き為政者たらずの典型だ。皇帝は当然、皇后は仕方ないとしても、子供が憐れだ。
ああ、こういうのってフランス革命については語られることは良く見るけども、ロシア革命を多方向から色々な見方を…ってあまり無かった気がする。なんなら、ラスプーチンやアナスタシアだけが面白おかしくピックアップされて終わり。みたいな・・・
最近の大河で注目されてることもありますし、幕府から見た尊皇攘夷・明治維新みたいな話をリクエストさせてください!
300年間蓄積されてきた爆弾が一気に爆発したのが二月革命なんだなあ
ゆうて識字率の低さなどを見るに、ニコライ二世が専制君主制を必要だと考えたのは妥当なような気がしなくもない(国家運営はまともな政治的知識がないと不可能)
自身の存在を国民のためと善意で肯定もしただろうし、文盲国民支配なんざチョロいだろと悪意で侮りもしたでしょうね。権威者バイアスや外集団同一性バイアスは中小企業内ですら管理職以上とヒラ以下との間で起こっている。識字率が高まっても国民は知恵をつけた結果皇帝や教会などへの権威に反抗的になるし、低いままだと国力が増さずに他国に負ける。一説には識字率が最初に高まったのは活版印刷発明地のドイツとスウェーデンだけど、それが経済力や専制打倒に結びつくのには時間がかかり、識字を活かす点では英仏に先を越されました。
エリート中心の寡頭政みたいなんじゃいかんかったんですかね。
なお後のロシア共産党というかスターリンの行った政策は、専制君主制が裸足で逃げ出す軍事独裁体制である。勘違いしている人が滅茶苦茶多そうな話ですが、どうしてニコライ二世がしくじったのか?答えは単純、「徹底できなかったから」です。
@@user-casualone 寡頭政なら何とかできそうかもしれないけど、ニコライ2世にも流石にエリート層の有識者顧問ぐらいいるでしょ
めちゃくちゃ待ってましたこの回
グダグダ過ぎて泣けてくる😭
リクエストです。「明から見た文禄・慶長の役」をお願いします。
万歴帝とかどんな感じなんやろ。
前回の動画一年半前で草。
ニコライ2世が専制君主に固執し過ぎたのもそうだけどそもそもロマノフ朝ロシアという国家そのものも二十世紀とは思えないほど反動的過ぎたのがね…
次はイタリアからみた鋼鉄条約 15:19 15:20
が知りたいです
生き残ったヴィルヘルム二世殺されたニコライ二世なにが違うのか
ヴィルヘルム二世は専制君主では無かったですからね。
誕生したのがヴァイマル共和国か、共産主義恐怖政権かの違いも大きい
@@jjjj6075 (´・ω・`)治世下でもヴィルヘルム二世君の言うことみんなあんまり聞いてくれなかったしね
加えて、地理的に亡命することが楽だったから、ですかねぇ。サクっと隣国に逃げてもう俺は知らん後は好きにしろ―が出来たのは大きいです。
中華民国から見た満州事変・日中戦争が見たいです
えっ?とタイトルを2度見した自分
現在のロシアが徴兵年齢を30歳まで伸ばしたらしいが、30歳を越してくると革命フラグかな…?
いずれにしても時代錯誤な体制だったことに変わりないからねぇ、どのみち時間の問題だったというか…ぶっちゃけ日露戦争のときに帝政終わってたら日本負けてたんだろうな
そんなに早く革命が起こったら、国内の対抗勢力が強すぎて泥沼化するだろうから、結局同じだったかもしれません。ぶっちゃけ内乱でそれら有力者が疲弊しまくるような状況だったからこそスターリンが軍事独裁体制を敷けたという見方もあります。
オーストリアを越える多民族国家たるロシアが、単一民族で纏まろうとする国民国家の概念を受け入れれば内乱&分裂は確実だろうな。時代錯誤と言うが、ソ連も共産党の超強権独裁であったことを踏まえるとロシア帝国は専制を敷く以外手立てはないよ
(´・ω・`)今のプーさんに似てる
権力者、政治集団、庶民に至るまでそれぞれの心性描写を細かく盛り込んでくれるのが実感得易くて嬉しいです。ほとんどのゆっくり主はそこをカットしたり省略しすぎて各人がいつどう心変わりして行ったのかが分からない。或いは特定の個人か集団を主役にしてそれ主観のドラマ仕立てにしてしまい出来事の全体像が伝わらない。世界中のほとんどの国は一次大戦が始まるまでジニ係数が下がりませんでした。world inequality databaseによれば国民上位10%と下位50%が占める国民の資産比は(※はデータが無いため収入で代用) 1910年 格差最小時 ここ5年以内の直近年ロシア ※47%/16% ※1980年22%/29% 74%/3%(※51%/16%)アメリカ 79%/不明 1983年63%/2% 72%/0.3%フランス 85%/2% 1984年50%/8% 59%/5%フランス※52%/12% ※1982年32%/22% ※31%/23%イギリス 95%/不明 ※1983年29%/23% 57%/5%ドイツ 86%/不明 1993年53%/6% 30%/26%中国 ※61%/13% ※1950年27%/25% 67%/6%日本 ※66%/11% ※1950年33%/21% 59%/5%(※44%/17%)長いし分かり難いと言われてもこれ以上の方法が思いつかないのでしょうがない。格差は常に収入より資産の方が大きいので(例としてフランスは両方書いた)、可能な限り資産で比べた方が格差の大きさを表現しやすい。日本人が今1億人として下半分の5千万人は1人当たり1千万円の資産を持ってるならば、上位1千万人は5.9億円持ってる事になり、二次大戦終戦時にジニ係数が最も下がっていたのが今はほぼ一次大戦前の状態に戻った事になります。原因はレーガノミクスの真似とか経済的グローバリズムによるエレファントカーブとか。各々言いたい事はいくらでもあるでしょう。最も酷いのはフランスで、1789年以後何度革命しても一次大戦までの125年間上位1割が国の富の80~85%を独占し続けてた。教科書にはせいぜいぼんやりと「実際には権利や財の格差は縮まらなかった」と文字で書かれてる程度だろうから生徒には実態がろくに伝わらない。19世紀のフランス人の下位半数の資産が1人当たり400万円としたら上位1割は200倍の8~8.5億円を持ち続けてた。きっと少なくともルイ14世の頃から、もっと早ければヴァロワ朝の頃からそうでしょう。1910年の日仏の収入格差で日本の方がやや大きい事から日本の当時や江戸時代の資産格差はフランス以上だと予想できます。上の表では直近年度の日仏の資産格差は全く同じに見えるけどジニ係数・貧困格差・収入格差は日本の方が大きいので、今現在の資産格差は日本の方が大きいと断言できます。つまりフランス人が大勢日本に移住したらパリみたいに暴動起こす確率が高い、「海外だったら革命起きてる」は言い過ぎにしても「暴動起きてる」だったら遜色ありません。日本はそこでデモすらろくにせず誰かがクーデターしてくれて自身はノーリスクで状況改善されるのを手の平見ながらぢっと待つ、良く言えば大人しく治安秩序の保たれた、悪く言えば権威に弱い羊的な国民性です。こういう話するとよく自己家畜化って言いたがる人が出てくるけど、厳密にはフーコーの「規律訓練型権力」です。家畜は他の野生個体を従順にさせようとしないけど、権力によって規格化された国民はそう染まらない人を社会不適合者とか反社とかナマポとか弱者男性とか批判して叩き潰すのが違う点です。デメリットは規格外の人を見捨てる事、長所は集団として効率が良い事です。集団も個人も必ずスケープゴートを必要とするのでそれを権力者が宛がうまでも無く国民自身が内部に作り出すあたりはその効率の際たるものと言えます。効率優先社会てのは吉野家がワンオペに特化したレイアウト作ったとか小中学校の画一的授業とかだけでなく、国民のアイデンティティや世論にも自覚できないレベルで影響浸透します。米英の方が仏より貧富格差が激しいけど、ニューディールとか貧窮法とか工場法とかオバマケアとか暗記させられようがそれ以上に元々不平等と自由が大好きなアングロサクソンの国民性なので違和感無い。米英の不明って書いたのは事実上1%。ここまで全部前置き。格差最小時でロシアだけが、下位5割の収入が上位1割を上回ってる。1910年の一人当たり収入格差が15倍あった状態から4倍まで縮んでる。これは一次大戦終了時(革命時)からソ連崩壊までほとんど変わってません。ほんの数年間でここまで社会が変わる集団て珍しいです。少なくとも日本はそういうの一度も経験してない。コメ欄で専制政治は時代遅れと言ってる人もいますが、右から左への勢いが他国と違うんです。そこを納得するためには上に書いた具体的統計が大事です。ロシアでそういう固有とも言える動きが起きたのはレーニンとその取り巻きのせいというよりも元々ロシア人が平等指向が強く彼らを支持する気持ちも強かったからです。興味ある人には詳しくはエマニュエルトッドをお勧めします。歴史を歴史からだけ見つめてても小泉構文にしかなりません。統計学とか人類学とか社会学とか他の視点が必要です。地政学は肯定も否定もされてますが俺は地政学は歴史を歴史以外から見る入り口として大いに結構だと思います。料理が好きな人たちが台所での事にしか興味無かった所に、「君たち料理って実は農業とか経済とか影響してるの知ってる?」って、例えろくにそれらへの含蓄も無い奴が背伸びしてドヤりつつ言いに現れたとしても、デメリットよりメリットの方が遥かに大きいです。フランスではアナール学派として100年前に起きてた視野を広げる風潮が日本で漸く受け入れられる段階になったんです。ソ連崩壊後ロシアで貧富格差が拡大したのはエリツィンとか国営企業民営化の影響で、これまた急激にロシア革命以前の状態に戻った訳です。プーチンを支持する老人と反対する若者のギャップに対して日本世間は老害とばかり言いたがるけど、日本はそんな経験してないので一方的にロシア老人を叩く権利はありません。日本は上に書いた表でも終戦後70年かけて貧富格差がじわじわ開いてるだけなのに比べ、ロシアは「1910年・貧富最小時(1918年~91年)・直近年」の3期間の格差比がそれぞれほんの数年で極端に変わってるんです。詳しく知りたい人は自身でworld inequality databaseなりを見て下さい。
リクエスト・琉球からみた江戸幕府みたいです
国民党側から見た 国共内戦とか も見てみたいです
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貴重なチャンネルありがとうございます。本当に参考になります。しかしヴェルサイユ宮殿の王侯貴族もそうですが、時すでに遅くなってからあわてて改革しようとしても革命は止まらない…
真面目さが裏目にルイ君が見てる
こういう語りだけの動画は基本眠くなるのに、話し方が興味をそそるから最後まで見れました
ニコライ2世の行く末は知らなかったので悲しい気持ちになりました
白軍が何故粘れたのか、白軍から見たロシア内戦、を見たいですね
そもそもロシア内戦自体よく知りませんが…
最早この続き作られないのかと思ってました
ボリシェヴィキ(レーニン)視点だとなおエグいんですよね、この辺の話。
なんというか、キリスト教系国家のダメな点が全部フルコンボした感じ。
「パンを1ポンド与えれば革命なんてしぼむ」と言う言葉にロシアの貧しさが現れているね。
善き人必ずしも良き為政者たらずの典型だ。
皇帝は当然、皇后は仕方ないとしても、子供が憐れだ。
ああ、こういうのってフランス革命については語られることは良く見るけども、ロシア革命を多方向から色々な見方を…ってあまり無かった気がする。
なんなら、ラスプーチンやアナスタシアだけが面白おかしくピックアップされて終わり。みたいな・・・
最近の大河で注目されてることもありますし、幕府から見た尊皇攘夷・明治維新みたいな話をリクエストさせてください!
300年間蓄積されてきた爆弾が一気に爆発したのが二月革命なんだなあ
ゆうて識字率の低さなどを見るに、ニコライ二世が専制君主制を必要だと考えたのは妥当なような気がしなくもない(国家運営はまともな政治的知識がないと不可能)
自身の存在を国民のためと善意で肯定もしただろうし、文盲国民支配なんざチョロいだろと悪意で侮りもしたでしょうね。権威者バイアスや外集団同一性バイアスは中小企業内ですら管理職以上とヒラ以下との間で起こっている。識字率が高まっても国民は知恵をつけた結果皇帝や教会などへの権威に反抗的になるし、低いままだと国力が増さずに他国に負ける。一説には識字率が最初に高まったのは活版印刷発明地のドイツとスウェーデンだけど、それが経済力や専制打倒に結びつくのには時間がかかり、識字を活かす点では英仏に先を越されました。
エリート中心の寡頭政みたいなんじゃいかんかったんですかね。
なお後のロシア共産党というかスターリンの行った政策は、専制君主制が裸足で逃げ出す軍事独裁体制である。
勘違いしている人が滅茶苦茶多そうな話ですが、どうしてニコライ二世がしくじったのか?
答えは単純、「徹底できなかったから」です。
@@user-casualone 寡頭政なら何とかできそうかもしれないけど、ニコライ2世にも流石にエリート層の有識者顧問ぐらいいるでしょ
めちゃくちゃ待ってましたこの回
グダグダ過ぎて泣けてくる😭
リクエストです。「明から見た文禄・慶長の役」をお願いします。
万歴帝とかどんな感じなんやろ。
前回の動画一年半前で草。
ニコライ2世が専制君主に固執し過ぎたのもそうだけどそもそもロマノフ朝ロシアという国家そのものも二十世紀とは思えないほど反動的過ぎたのがね…
次はイタリアからみた鋼鉄条約 15:19 15:20
が知りたいです
生き残ったヴィルヘルム二世
殺されたニコライ二世
なにが違うのか
ヴィルヘルム二世は専制君主では無かったですからね。
誕生したのがヴァイマル共和国か、共産主義恐怖政権かの違いも大きい
@@jjjj6075 (´・ω・`)治世下でもヴィルヘルム二世君の言うことみんなあんまり聞いてくれなかったしね
加えて、地理的に亡命することが楽だったから、ですかねぇ。
サクっと隣国に逃げてもう俺は知らん後は好きにしろ―が出来たのは大きいです。
中華民国から見た満州事変・日中戦争が見たいです
えっ?とタイトルを2度見した自分
現在のロシアが徴兵年齢を30歳まで伸ばしたらしいが、30歳を越してくると革命フラグかな…?
いずれにしても時代錯誤な体制だったことに変わりないからねぇ、どのみち時間の問題だったというか…
ぶっちゃけ日露戦争のときに帝政終わってたら日本負けてたんだろうな
そんなに早く革命が起こったら、国内の対抗勢力が強すぎて泥沼化するだろうから、結局同じだったかもしれません。
ぶっちゃけ内乱でそれら有力者が疲弊しまくるような状況だったからこそスターリンが軍事独裁体制を敷けたという見方もあります。
オーストリアを越える多民族国家たるロシアが、単一民族で纏まろうとする国民国家の概念を受け入れれば内乱&分裂は確実だろうな。時代錯誤と言うが、ソ連も共産党の超強権独裁であったことを踏まえるとロシア帝国は専制を敷く以外手立てはないよ
(´・ω・`)今のプーさんに似てる
権力者、政治集団、庶民に至るまでそれぞれの心性描写を細かく盛り込んでくれるのが実感得易くて嬉しいです。ほとんどのゆっくり主はそこをカットしたり省略しすぎて各人がいつどう心変わりして行ったのかが分からない。或いは特定の個人か集団を主役にしてそれ主観のドラマ仕立てにしてしまい出来事の全体像が伝わらない。
世界中のほとんどの国は一次大戦が始まるまでジニ係数が下がりませんでした。world inequality databaseによれば国民上位10%と下位50%が占める国民の資産比は(※はデータが無いため収入で代用)
1910年 格差最小時 ここ5年以内の直近年
ロシア ※47%/16% ※1980年22%/29% 74%/3%(※51%/16%)
アメリカ 79%/不明 1983年63%/2% 72%/0.3%
フランス 85%/2% 1984年50%/8% 59%/5%
フランス※52%/12% ※1982年32%/22% ※31%/23%
イギリス 95%/不明 ※1983年29%/23% 57%/5%
ドイツ 86%/不明 1993年53%/6% 30%/26%
中国 ※61%/13% ※1950年27%/25% 67%/6%
日本 ※66%/11% ※1950年33%/21% 59%/5%(※44%/17%)
長いし分かり難いと言われてもこれ以上の方法が思いつかないのでしょうがない。格差は常に収入より資産の方が大きいので(例としてフランスは両方書いた)、可能な限り資産で比べた方が格差の大きさを表現しやすい。
日本人が今1億人として下半分の5千万人は1人当たり1千万円の資産を持ってるならば、上位1千万人は5.9億円持ってる事になり、二次大戦終戦時にジニ係数が最も下がっていたのが今はほぼ一次大戦前の状態に戻った事になります。原因はレーガノミクスの真似とか経済的グローバリズムによるエレファントカーブとか。各々言いたい事はいくらでもあるでしょう。
最も酷いのはフランスで、1789年以後何度革命しても一次大戦までの125年間上位1割が国の富の80~85%を独占し続けてた。教科書にはせいぜいぼんやりと「実際には権利や財の格差は縮まらなかった」と文字で書かれてる程度だろうから生徒には実態がろくに伝わらない。19世紀のフランス人の下位半数の資産が1人当たり400万円としたら上位1割は200倍の8~8.5億円を持ち続けてた。きっと少なくともルイ14世の頃から、もっと早ければヴァロワ朝の頃からそうでしょう。1910年の日仏の収入格差で日本の方がやや大きい事から日本の当時や江戸時代の資産格差はフランス以上だと予想できます。上の表では直近年度の日仏の資産格差は全く同じに見えるけどジニ係数・貧困格差・収入格差は日本の方が大きいので、今現在の資産格差は日本の方が大きいと断言できます。つまりフランス人が大勢日本に移住したらパリみたいに暴動起こす確率が高い、「海外だったら革命起きてる」は言い過ぎにしても「暴動起きてる」だったら遜色ありません。日本はそこでデモすらろくにせず誰かがクーデターしてくれて自身はノーリスクで状況改善されるのを手の平見ながらぢっと待つ、良く言えば大人しく治安秩序の保たれた、悪く言えば権威に弱い羊的な国民性です。こういう話するとよく自己家畜化って言いたがる人が出てくるけど、厳密にはフーコーの「規律訓練型権力」です。家畜は他の野生個体を従順にさせようとしないけど、権力によって規格化された国民はそう染まらない人を社会不適合者とか反社とかナマポとか弱者男性とか批判して叩き潰すのが違う点です。デメリットは規格外の人を見捨てる事、長所は集団として効率が良い事です。集団も個人も必ずスケープゴートを必要とするのでそれを権力者が宛がうまでも無く国民自身が内部に作り出すあたりはその効率の際たるものと言えます。効率優先社会てのは吉野家がワンオペに特化したレイアウト作ったとか小中学校の画一的授業とかだけでなく、国民のアイデンティティや世論にも自覚できないレベルで影響浸透します。
米英の方が仏より貧富格差が激しいけど、ニューディールとか貧窮法とか工場法とかオバマケアとか暗記させられようがそれ以上に元々不平等と自由が大好きなアングロサクソンの国民性なので違和感無い。米英の不明って書いたのは事実上1%。
ここまで全部前置き。格差最小時でロシアだけが、下位5割の収入が上位1割を上回ってる。1910年の一人当たり収入格差が15倍あった状態から4倍まで縮んでる。これは一次大戦終了時(革命時)からソ連崩壊までほとんど変わってません。ほんの数年間でここまで社会が変わる集団て珍しいです。少なくとも日本はそういうの一度も経験してない。コメ欄で専制政治は時代遅れと言ってる人もいますが、右から左への勢いが他国と違うんです。そこを納得するためには上に書いた具体的統計が大事です。ロシアでそういう固有とも言える動きが起きたのはレーニンとその取り巻きのせいというよりも元々ロシア人が平等指向が強く彼らを支持する気持ちも強かったからです。興味ある人には詳しくはエマニュエルトッドをお勧めします。歴史を歴史からだけ見つめてても小泉構文にしかなりません。統計学とか人類学とか社会学とか他の視点が必要です。地政学は肯定も否定もされてますが俺は地政学は歴史を歴史以外から見る入り口として大いに結構だと思います。料理が好きな人たちが台所での事にしか興味無かった所に、「君たち料理って実は農業とか経済とか影響してるの知ってる?」って、例えろくにそれらへの含蓄も無い奴が背伸びしてドヤりつつ言いに現れたとしても、デメリットよりメリットの方が遥かに大きいです。フランスではアナール学派として100年前に起きてた視野を広げる風潮が日本で漸く受け入れられる段階になったんです。
ソ連崩壊後ロシアで貧富格差が拡大したのはエリツィンとか国営企業民営化の影響で、これまた急激にロシア革命以前の状態に戻った訳です。プーチンを支持する老人と反対する若者のギャップに対して日本世間は老害とばかり言いたがるけど、日本はそんな経験してないので一方的にロシア老人を叩く権利はありません。日本は上に書いた表でも終戦後70年かけて貧富格差がじわじわ開いてるだけなのに比べ、ロシアは「1910年・貧富最小時(1918年~91年)・直近年」の3期間の格差比がそれぞれほんの数年で極端に変わってるんです。詳しく知りたい人は自身でworld inequality databaseなりを見て下さい。
リクエスト・琉球からみた江戸幕府みたいです